詳細:美はしばしば闇の根源から開花する。A Pale Horse Named Deathは、ゴシック調の洞窟のような音とグランジ調の歌声に溢れる終末的なヘヴィメタルから、奇妙に至福のメロディーを吸い上げる。ニューヨーク出身の5人組、サル・アブルスカート(ヴォーカル、ギター)、エディ・ヒードルズ(ギター)、ジョー・テイラー(ギター)、エリック・モーガン(ベース)、ジョニー・ケリー(ドラム)は、待望の3枚目のフルアルバム『When The World Becomes Undone』で、毒の中に脆さを見出し続けている。自称「ブルックリンのロード・オブ・ドゥーム」と呼ばれるこのバンドを突き動かすのは、繊細な二面性だ。