詳細:ラ・セレニッシマはヴィヴァルディの宗教曲を探求しており、その多くは、望まれない子供たちの世話をしていたヴェネツィアの施設、オスペダーレ・デッラ・ピエタイのために作曲されたもので、才能ある演奏家グループ（フィリエ・ディ・コロ）も含まれていました。このアルバムには、最近ヴィヴァルディの作品とされた「失われた」協奏曲の新録音や、ヴィヴァルディが作曲したオスペダーレ特有の楽器と考えられているトロンバ・マリーナでの新製作のバイオリンの演奏など、いくつかの初公開曲が含まれています。ラ・セレニッシマは、18世紀ヴェネツィア音楽とゆかりの作曲家たちの英国における代表的な演奏家として知られています。グループのレパートリーはすべて音源から編集されているという点で他に類を見ず、「新しいプロジェクトごとに聴く人の心を新たに高鳴らせる、素晴らしく、そしてあまりにも稀有な能力」（グラモフォン誌）と称賛されています。ラ・セレニッシマは、技巧性、ダイナミズム、親しみやすさの代名詞となり、ライブ演奏、質の高いレコーディング、教育、アウトリーチ活動を通じて、数多くの新しいレパートリーを発掘し、それをすべての人に提供しています。