詳細:アフロ・ブルース・クインテット・プラス・ワンは、リーダー兼バイブス奏者のジョセフ・“リトル・ジョー”・デアグエロによって1963年に結成されました。6人編成のバンドは、チコ・ハミルトンのバンドでベテランサックス奏者のジャック・フルクスと、ベース、ドラム、フルート、バイブスも担当するピアニストのビル・ヘンダーソンで構成されていました。ヘンダーソンは以前、テリー・ギブスのバンドで演奏していました。オリジナルのドラマーは、後にポップス史に残る人気セッションドラマーの一人となるジム・ケルトナーでした。1966年の名盤『ニュー・ディレクションズ・オブ・ジ・アフロ・ブルース・クインテット・プラス・ワン』のラインナップは、バイブスのジョー・デ・アグエロ、アルトサックスとフルートのジャック・フルクス、ピアノのビル・ヘンダーソン、ティンバレスとトラップのマイケル・デイビス、ベースのノーマン・ジョンソン、コンガのモーゼス・オブリガシオンでした。バンドのサウンドはラムゼイ・ルイス・グループを彷彿とさせ、ゴスペルの要素とR&Bテイストのソウルジャズが際立っています。コレクターズアイテムとして人気の高いこのアルバムが、ついにデジタル配信でデビュー。全曲リマスター済みです。