矢野顕子「いろはに金平糖」 (CD)

矢野顕子「いろはに金平糖」 (CD)

商品番号: 3700604719823

通常価格 $22.99


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詳細: Wewantsoundsは、1977年に発売された矢野顕子の『いろはにこんぺいとう』のリイシュー版をお届けします。矢野顕子の素晴らしいアルバムの一つであり、彼女の歌唱力と作詞作曲の才能が光る、最もファンキーなアルバムの一つです。『いろはにこんぺいとう』は、著名な写真家・十文字美信が撮影した、膨らませたイルカを抱く矢野顕子の印象的なジャケット写真だけでなく、欧米で矢野顕子の最も有名なアルバムと言えるでしょう。日本のポップスとニューヨーク・ファンクを巧みに融合させたこのアルバムは、タイトル曲のみニューヨークでレコーディングされ、リック・マロッタ、デヴィッド・スピノッツァ、ウィル・リー、ニッキー・マレロといった豪華メンバーが参加しています。アルバムの残りのパートでは、はっぴいえんどやティン・パン・アレーといったグループを中心に活動する、東京の音楽シーンを代表する一流ミュージシャンたちがAkikoの伴奏を務めています。ベースには細野晴臣、ドラムには林立夫、ギターには鈴木茂など、お馴染みの面々が参加しています。興味深いことに、このアルバムには細野の楽曲が2曲収録されています。1973年の画期的なデビューアルバム『Hosono House』に収録された「愛愛傘」と、1975年にシンガー兼ミュージシャンの小坂忠が同名アルバム『Horo』に収録した「放浪」です。そして、キーボード・プログラミングは松武秀樹が担当。矢野はMoog IIIc、Mini Moog、String Ensembleに加え、Fender Rhodes、Clavinet、Yamaha CP7Cなど、様々なキーボードを駆使しています。松武は後にYellow Magic Orchestraのチーフ・プログラマーに就任し、矢野自身と同様に、世界中をツアーで回り、演奏活動を行いました。アルバムは聴きやすくファンキーな印象を受けますが、冒頭の短いイントロダクション「KAWAJI」のようなエレクトロ・ファンタジー調の短い楽曲や、矢野顕子がモーグでベースを弾いている「愛愛傘」や「木はもう」といった曲では、複雑なキーボードのレイヤーが巧みに織り込まれており、表面を少し触ってみれば、豊かな質感と独創性を持つアルバムへと昇華しています。アルバムに収録された楽曲はどれも流れるように美しく、矢野顕子の卓越したソングライティングと、魅力的なポップソングを生み出す才能を際立たせています。「いろはにこんぺいとう」は、40年以上前の初リリース当時と変わらず、新鮮で美しいサウンドを響かせ、世界中に増え続ける矢野顕子ファンを喜ばせることでしょう。彼女の輝かしいディスコグラフィーに、この曲が加わることを心待ちにしています。リマスター音源。日本国外での初リリース。

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