詳細:英国史上最高のソングライターの一人による、60年代後半の伝説的なデモの初リリース。リンディスファーンの名曲「Lady Eleanor」、「Winter Song」、「Clear White Light - Part 2」の初期バージョンを収録。リンディスファーンは1972年に最も注目を集めた新人バンドで、数枚の大ヒットシングルとトップ5入りを果たした3枚のアルバムには、12ヶ月以上もチャートに残り続けたヒット現象となったセカンドLP「Fog On The Tyne」などがある。彼らの最高傑作の多くは、バンドメンバーのアラン・ハルが精神科看護師の研修生として働いていた1966年後半から1969年初頭にかけて書いたものだ。地方のフォーククラブでソロ活動を続けていた10年後、彼は地元のバンド、ブレズレンとタッグを組み、1970年半ばにリンディスファーンを結成した。リンディスファーンは絶え間ないツアーで成功を確固たるものにしましたが、アランはツアー中の作曲に苦労し、ハルのマネージャーであり、後援者でもあったデイヴィッド・ウッドが所有するウォールゼンドのスタジオ、インパルス・サウンドで出版用に録音した60年代後半の曲を定期的に聴いていました。60年代後半のデモ音源はファンやポップ・メディアの間で伝説的なものとなりましたが、これまで公開された曲はごくわずかでした。しかし、今回、ついにその名が世に知られることになりました。4枚組CD、90曲を収録した、この精力的に制作されたアンソロジー『Singing A Song In The Morning Light』には、これまで未発表だった77曲に加え、未発表曲が数十曲も収録されています。このアルバムには、「レディ・エレノア」、「ウィンター・ソング」、「スケアクロウ・ソング」、「クリア・ホワイト・ライト パート2」をはじめとするリンディスファーンの名曲の啓示的な初期デモ音源、そして半ば神話的なオリジナル曲「クリア・ホワイト・ライト パート1」、ブレザレンやサイケデリックバンドのスキップ・ビファティをバックに迎えたレコーディング、その他コラボレーション曲、そして数多くのソロ演奏が収録されています。アランの悲劇的な早すぎる死から約30年を経て、『シンギング・ア・ソング・イン・ザ・モーニング・ライト』は、英国史上最高のソングライターの一人が遺した作品群に、胸を躍らせる新たな1枚となりました。