詳細：弦楽器にピアノと真に対等なパートナーとしての地位を与えたベートーヴェンは、ピアノ三重奏曲に19世紀を通して受け継がれる形態を与えました。このアルバムには、作曲家がピアノ三重奏曲として残した最後の2作品、マリー・エルダディ伯爵夫人に捧げられた作品70-2と、作曲家が最後に公の場に登場した作品として知られる「大公三重奏曲」が収録されています。ヴァイオリンのイザベル・ファウスト、チェロのジャン＝ギアン・ケラス、そしてピアニストのアレクサンダー・メルニコフという、ベートーヴェンを代表する3人が共演し、新たな基準を打ち立てる演奏を披露します。