詳細:ダブル・ビニールLPプレス。2024年発売。シンガーソングライター、リー・ファルコは11枚目のスタジオ・アルバム『Transmissions』で、死、老い、そして愛を正面から描いた緻密な歌詞をさらに研ぎ澄まし、サウンドの幅を広げ続けています。『Mission Bell』や『Mountains of Sorrow, Rivers of Song』といった高く評価されたアルバムの原動力であるファルコは、2005年のデビュー・アルバム『ゴールド・セールス』以来、ポール・サイモンからザック・ブラウン・バンドまで、数多くのコラボレーターやツアー・パートナーとの繋がりで知られています。今回の新作では、昔ながらのレコーディング・スタイルへの回帰を切望し、長年のバンドと共に、ニューヨーク州マールボロの田園地帯にあるスタジオでレコーディングを行いました。このスタジオは、ドラマーのリー・ファルコと彼の父親が古い教会の廃材を使って建てたものです(「ニューヨーク州北部のスタジオはこうあるべきだ」とファルコは語っています)。フロアで長時間、狭い空間でライブ演奏を続けた彼らは、アルバム収録曲12曲を1週間足らずでレコーディングした。「みんなで同じ部屋に集まり、一緒に音楽を作り、お互いの音楽を聴き、そして互いに反応し合いたかったんです」とリーは語る。「何でも自宅で済ませ、飛行機で持ち込める時代だからこそ、部屋に集まって、ドラムがカウントインして、みんながただ演奏するというのは、本当に美しい。私はそれを「無防備」と呼んでいます。」