詳細：オーストラリア出身の兄妹による2010年リリース。旅はザ・ストーンズの音楽史において欠かせない要素であり、彼らが世界各地の様々な場所で『Down the Way』をレコーディングしたのも当然と言えるだろう。コーンウォールのフォーウィ川沿いの古い製材所、ブルックリンのスタジオ、クーランガッタの貯水槽、彼らの第二の故郷であるロンドン、そしてニューヨークのクイーンズなど、様々な場所でレコーディングが行われた。『Down the Way』は彼らにとってプロデューサーとしてのデビュー作であり、ファーストアルバムの特別な精神を失うことなく、サウンドを完全にコントロールしている。アーティストとしての能力に対する自信の高まりを表すように、微妙なギアチェンジが見られ、音楽もそれに合わせて、まばらで豊かなテクスチャのアレンジメントの間を滑らかに流れ、その空気感と魅力を全く失っていない。