詳細：ザルツブルク音楽祭、バイロイト音楽祭、そしてコヴェント・ガーデン音楽祭での輝かしいステージを経て、アスミック・グリゴリアンは今や世界のトップボーカル・エリートの仲間入りを果たしました。彼女はアルファ・クラシックスの数々のプロジェクトに参加し、今回、自身のお気に入りの作曲家であるセルゲイ・ラフマニノフに捧げた初のリサイタルを披露します。「不協和音」と題されたこのアルバムには、ソプラノ歌手グリゴリアンが、組み合わせることで生まれるコントラストを重視して厳選した声楽作品が収められています。「ラフマニノフの歌曲のほとんどは、オペラ的な力強さが求められます。実際、彼は数分間のミニオペラも作曲しました。」アルバムのタイトル「不協和音」は、これらの歌曲を際立たせる「内面の葛藤」に由来していますが、リトアニア出身の歌手グリゴリアンと、同じくリトアニア出身のピアニスト、ルーカス・ゲニウシャスによるデュオは、まさに完璧な調和のとれたデュオと言えるでしょう。