詳細：パリのトリオ、Ausgang 256は、この完全セルフプロデュースによる初のアルバムで、実験的なジャンクフードの中で砂糖のように溶けてしまうようなポップソングを楽しく提供してくれます。Broadcast、Animal Collective、あるいは作曲家Sonic Boomにあからさまにインスパイアされています。確かに、この若くて夢見心地なエレクトロニック・アーティストたちの音楽は、指の間をすり抜けながらも、優しく私たちの心に流れ込んできます。18区の小さなリビングルームで、日本の魔術師Corneliusの熱心な弟子である彼らによるデビューアルバムは、慎重に、辛抱強く、細心の注意を払って組み立てられ、点描画のような作品になっています。近すぎると完全に抽象的になり、遠すぎると味わいと職人技が失われます。しかし、適切な距離で聴くと、すべてのディテールが魔法のように一つにまとまります。 アルバムに収録された10の断片は、実験的なポップ、スペースロック、テルミンのフォークバラード、そしてその他の構造化されていないメロディーの間を揺れ動きます。Essai 256は10月21日にPlanisphèreよりリリースされます。