詳細：グラモフォン賞ノミネート作品『アメリカスケープス』（ODE 1396-2）の続編となる本作は、バスク国立管弦楽団とロバート・トレヴィーノによる、3人のアメリカ人作曲家の音楽への、スリリングで奥深くパーソナルな旅です。3人の作曲家は皆、非常に独特な美的世界を持ち、そのうち2人の作曲家とは、指揮者のロバート・トレヴィーノが直接的な芸術的コラボレーションを行いました。前作『アメリカスケープス』では、ヨーロッパの作曲家に影響を与えた、あまり知られていないアメリカの主要作品を取り上げましたが（その逆ではなく）、今作では、より基本的な問い、「アメリカとは何か？」に立ち返りました。アメリカは何百万人もの人々にとって様々な意味を持つので、私の質問は「私にとってアメリカとは何なのか？」という意味だったと気づきました。（中略）このアメリカン・オーパスの作曲家の選定には1年以上かかりました。しかし最終的に、リストをこの3人の作曲家に絞り込みました。彼ら全員に親近感を覚え、私にとって深い意味を持つ人たちです。そのうち2人とは、直接芸術的な関わりを持ったことさえあります。彼らは、アメリカ大陸に息づく多様性と、根本的に異なる美学を体現していると言えるでしょう。（ロバート・トレヴィーノ）