詳細： 2018年リリース。幅広いパフォーマンス分野で活躍するグリーンだが、ベニー・グリーン・トリオのリーダーとしてこそ本領を発揮し、輝いている。ドラムの名手ケニー・ワシントンと、尊敬を集めるベーシストのデヴィッド・ウォンが加わったピアノ・トリオで、グリーンはステージを掌握し、バンドリーダーとして38年目を迎える今年、世界中の観客を喜ばせている。このトリオがグリーンの近年の新たな音楽的冒険の出発点となったのは、ごく自然な流れだった。天才ボーカリスト、ヴェロニカ・スウィフトが率いたレコーディング・セッションはグリーンに大きな影響を与え、彼は自身の楽器中心の伝統をさらに広げ、スウィフトおよびトリオの両方とコラボレーションを始めた。グリーンの卓越したキーボードのスキルと激しくスイングするアンサンブルは、スウィフトの卓越した音楽性とスキャット・シンギングへのオーガニックなアプローチに最適な音風景を作り出し、スウィフトの声はグリーンのスタイリッシュなスイングを引き立てる完璧なソロ楽器であることを証明した。