詳細:限定180gビニールLPプレス。1981年に元スキッズのギタリスト、スチュアート・アダムソンが旧友ブルース・ワトソンと結成し、1982年からはリズムセクションのトニー・バトラーとマーク・ブジェジキが加入。ビッグ・カントリーは、パンク、ニューウェイヴ、さらにはニューロマンティックな要素を、情熱的なケルト風の色合いと確固たる誠実さを持つ重厚で意味深なポップ/ロックに加え、魅力的な提案を行った。エフェクトを使用することで、アダムソンとワトソンのチャイムのようなギターは、スコットランドの伝統的な楽器を彷彿とさせた。これはユニークで、非常に影響力のあるものとなった。最初のリリースから1年以内に、多くの既存のバンドがグループのサウンドを真似し始めた。ビッグ・カントリーほどそれを実現したバンドは他にはない。1986年にリリースされたザ・シーアには、グループ最大のイギリスでのヒットシングルとなった「ルック・アウェイ」が収録されている。これは両手を空に掲げたくなるような、輝かしい80年代ロックアンセムである。ビッグ・カントリーがいかに高く評価されていたかを強調するかのように、アルバムのタイトル曲には、気軽に参加を申し出るアーティストとして知られたケイト・ブッシュがゲスト参加している。ロビン・ミラーがプロデュースしたこのメロディー豊かなアルバムは、全英チャートで2位、ビルボード・トップ60入りを果たし、スコットランドの歴史を探求する作品であり、スチュアート・アダムソンがソングライターとしていかに成長したかを如実に示している。