詳細: 2015年リリース、元ローリング・ストーンズのベーシストによる33年ぶりのソロ・アルバム。トム・ウェイツ、レナード・コーエン、JJケイルなどからの影響が色濃く表れており、ビル自身のイギリスでの経歴も垣間見える。様々なスタイルやジャンルが見事に融合し、軽快でダンスミュージック的な高揚感と、ブルージーで物語性のある哀愁を漂わせるサウンドが見事に融合している、稀有なアルバムだ。世界屈指のベーシストである彼の作品らしく、『Back To Basics』は力強いリズミカルな展開の後、スローダウンしてより自伝的な歌詞とメロディーへと展開していく。何度も聴きたくなるアルバムだ。また、長らく待望されていたアルバムでもある。ビル・ワイマンのイギリスでの最後のソロ・アルバム『Bill Wyman』は1982年にリリースされた。