詳細：デジタルダウンロード付き、2枚組LPレコード。2017年公開の映画オリジナルサウンドトラック。ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の傑作『ブレードランナー 2049』には、伝説の巨匠ハンス・ジマーが作曲した音楽が収録されています。この音楽は、ジマーと長年のコラボレーターであるベンジャミン・ウォルフィッシュの共同制作です。この二人は、当初作曲を担当していたアイスランド出身の作曲家ヨハン・ヨハンソンが、創作上の相違から制作を中止したことを受け、制作プロセス終盤で参加することになりました。ヴィルヌーヴ監督は、アル・アラビヤ紙のインタビューで、ヨハンソンをジマーに交代させた理由を次のように説明しています。「映画製作は実験室のようなものだということです」。「この映画には何か違うものが必要で、私は（オリジナル作品の作曲家）ヴァンゲリスに近いものに立ち返る必要がありました。ヨハンと私は、別の方向に進む必要があると判断しました。それが私の言いたいことです。」この決断は功を奏したようだ。ク​​リント・ワーシントンはこの映画評でこう述べている。「（ジマーとウォルフィッシュは）インスピレーションを得るためにヴァンゲリスの1982年のオリジナルスコアに大きく依存しているが、『2049』では劇中音楽が驚くほど控えめで、主に重厚で没入感のあるサウンドデザインが中心となっている」。ジマーとウォルフィッシュのオリジナル曲に加え、サウンドトラックにはフランク・シナトラ、エルヴィス・プレスリー、ローレン・デイグルの楽曲も収録されている。