詳細:サンフランシスコのポスト・ブラックメタル・バンドBOTANISTとロサンゼルスを拠点とするエレクトロニック・プロジェクトTHIEFが、スプリット・アルバム『Cicatrix/Diamond Brush』をリリース。スタイルは異なるものの、両バンドには多くの共通点がある。どちらも、一人のプロデューサーによって運営されるソロ・プロジェクトとして構想され、現在もレコーディングを行っている。マルチ・インストゥルメンタリストである両バンドは、ライブ・メンバーを招き入れ、ステージで音楽を披露している。しかし、BOTANISTのOtrebor(別名Roberto Martinelli)とTHIEFのDylan Nealの繋がりはより深い。Dylan Nealはポスト・ブラックメタル・バンドTHIEFでハンマー・ダルシマーを演奏しており、BOTANISTを正式に脱退した後も、アルバム『Collective: The Shape of He to Come』でダルシマーとベースのパートを担当するなど、「サイレント」メンバーとして活動を続けてきた。この両バンドの個人的な繋がりが、このスプリット・アルバムの楽曲にも反映されている。 BOTANISTの「Cicatrix」には、高く評価されたフルアルバム「VI: Flora」(2014年)のレコーディングセッションから未発表曲が収録されています。このアルバムは、バンドがヨーロッパツアーを行い、2015年のロードバーン・フェスティバルで伝説的なパフォーマンスを披露した際に、ディランが参加したアルバムでもあります。植物学用語の「cicatrix」は、植物が損傷を受けた後に現れる傷跡を指し、タイトル曲は人類が地球上の植物相に与えたダメージを示唆しています。THIEFのサウンドの骨格は、加工された聖歌と合唱のサンプルで構成されていますが、「Diamond Brush」では、彼らのアルバムでは初めて、生ドラムとエレキギターが目立っています。テーマ的には、ディランはジョイス、サリンジャー、ナボコフ、モブ・ディープへの言及を交えながら、罪と苦悩の経験を通して覚醒へと向かう精神的な探求を探求しています。 「Diamond Brush」は、スプリットアルバムと同日にリリース予定のTHIEFの3枚目のフルアルバム「The 16 Deaths of My Master」のコンパニオンとしても制作されています。「Cicatrix/Diamond Brush」は、BOTANISTとTHIEFのファンなら必聴の一枚です。トラックリスト:BOTANIST 1. Juglans Nigra 2. Styrax 3. Cicatrix 4....