詳細：適切な前奏の後、司教は説教壇に上がり、7つの言葉のうちの一つを唱え、それについての説教を始めた。説教が終わるとすぐに説教壇から降り、祭壇の前にひざまずいた。この沈黙は音楽で満たされた。司教は2度、3度と説教壇に入り、そして退場し、そのたびにオーケストラが演説の終わりに再び登場した。私の作品は、この上演にふさわしいものでなければなりませんでした。」 ヨーゼフ・ハイドンは、自身の作品「十字架上の救世主の最後の七つの言葉」についてこのように表現しており、この録音も同じように構成されています。最後の七つの言葉についての考察は、FSSP（聖ペテロ司祭会会員）のユリウス・カッペル神父が語り、有名な俳優兼ナレーターのミヒャエル・ケーニッヒが演じています。ハイドンの音楽は、長年にわたり芸術的な交流を続けてきた、バイオリンのドミニク・ヘルスバーグとゲオルク・ヴィマー、ビオラのロバート・バウアーシュテッター、チェロのベネディクト・ヘルスバーグからなるアンサンブル、カペラ・パウラナによって演奏されます。言葉と音楽の連続の中で、根底にある聖書のメッセージが、音楽的にも言語的にも印象的に伝えられています。