詳細: 1981年にリリースされたキャロル・ベイヤー・セイガーの『Sometimes Late at Night』は、流れるような楽曲がシームレスに展開するコンセプトアルバムで、歌詞の親密さと音楽の素晴らしさが見事に調和しています。女性の視点を通して、恋愛の軌跡と愛の様々な側面を描き出しています。キャロル・ベイヤー・セイガーとバート・バカラックが交際初期に作詞作曲し、バカラックがプロデュース。当時のトップミュージシャンが勢ぞろいし(マイケル・ジャクソンとの独占デュエット曲も含む)、オールミュージックのジョー・ヴィグリオーネは『Sometimes Late at Night』を「シンガーソングライター・レコーディングの『サージェント・ペパーズ』」と評しています。
キャロル・ベイヤー・セイガーは、アカデミー賞とグラミー賞を受賞し、ソングライターの殿堂入りを果たし、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにも星が刻まれています。彼女の作詞作曲作品には、「アーサーのテーマ(ベスト・ザット・ユー・キャン・ドゥ)」(クリストファー・クロス)、「ザッツ・ホワット・フレンズ・アー・フォー」(ディオンヌ・ワーウィック、エルトン・ジョン、グラディス・ナイト、スティーヴィー・ワンダー)、「オン・マイ・オウン」(パティ・ラベル、マイケル・マクドナルド)などがあります。