詳細:ニューヨークを拠点に活動するチャールズ・ホッジスは、才能豊かながらも商業的な成功は収めなかったものの、素晴らしいディープ・ソウル・シンガーとして1964年からフィリップス・レーベルで数々の傑作を生み出してきました。しかし、1965年と1966年にはトーマス・ロビンソンのインディーズレーベル、アルト・レーベルで本格的に活躍しました。アルト・レーベルからのファースト・シングル「There is Love」では、ゴスペル調の澄んだテナーヴォイスと美しいファルセットで、成熟したシンガーとしての才能を披露しました。その後の「You Were Using Me」などの楽曲で、ホッジスは独自の地位を確立しました。1970年代初頭にはほぼ姿を消していましたが、ソウルミュージック史の脚注以上の名曲を残しました。本書では、1965年と66年に録音された彼の傑作10曲を厳選してご紹介します。全曲リマスター版を収録。