詳細:チャーリー・クロケットは、最新アルバム『The Man From Waco』をSon of Davy/Thirty Tigersより9月9日にリリースする。アルバム収録曲全14曲をクロケット自身が作詞・共作しており、『The Man From Waco』は様々な意味で彼の芸術性を最も純粋に凝縮した作品と言えるだろう。テキサス州オースティン郊外にあるロビソンのスタジオ「The Bunker」で、プロデューサーのブルース・ロビソンとのデモセッションから始まったこのアルバムは、クロケットにとってバンド「The Blue Drifters」が最初から最後までバックアップを務めた初めてのアルバムへと発展した。オーバーダブは数回のみで、ほとんどがファーストテイクで構成された『The Man From Waco』は、クロケットが独自の「ガルフ&ウェスタン」サウンドに磨きをかけ、ますます多くのファンを魅了し続けている作品だ。「僕はただ誠実なパートナーシップを望んでいたんだ。君の家で、ライブで録音して、全員が部屋に集まって」とクロケットはレコーディングについて語り、ロビソンは快くその要望に応えてくれた。 「あのテープに収録されたパフォーマンスに魔法がある。ブルースがやりたかったのは、僕がやりたかったことだ。録音が終わった時、僕は『これはデモじゃなくてマスターだ』と言ったんだ」。アルバム全体を繋ぐ緩やかな物語の糸が流れているが、『The Man From Waco』の中心にいるのは、自身の直感を信じ、唯一無二の空間を切り開き続けているクロケットだ。メジャーレーベルやグラミー賞受賞プロデューサーたちの誘惑に抗い、クロケットはほぼDIYアーティストとして突き進んでいる。彼は自らの判断で行動し、自身のやり方で偉大さを追求する余地を自らに与えている。「みんなが『右へ行け、右へ行け、右へ行け』と言っていた」とクロケットは語る。「僕は左へ行ってしまった。ここまで僕を導いてくれたものにしがみつくしかなかったんだ」