詳細：もし、一流の音楽学者たちが集まり、セッション・ミュージシャンの殿堂を創設するなら、コーネル・デュプリーは間違いなくそのメンバーとなるでしょう。1960年代にニューヨークの第一級スタジオ・ギタリストとしての地位を確立して以来、コーネルの完璧なギターワークは、ソウル、ジャズ、R&B、ポップスのレコーディング・セッションで少なくとも2000回は演奏されてきました。伝説のプロデューサー、ジェリー・ウェクスラーは、アトランティック・レコードとのセッションでコーネルを定期的に起用するようになってから、ウェクスラーがブッキングするギタリストの数を3人から1人に減らせたことに驚嘆しました。デュプリーはリードパートとリズムパートをシームレスに融合させ、他のギタリストは不要になるほど驚異的な演奏を披露したからです。1978年の傑作ソロ・アルバム『シャドウ・ダンシング』では、ファンク／ジャズとディスコが融合した独特のヴァイブで、コーネルが当時のヒット曲を滑らかに演奏しています。アルトサックス奏者のアレックス・フォスターをはじめ、数々の名スタジオ・ミュージシャンが参加しています。すべてのセレクションは新たにリマスターされました。