詳細： 2枚のカルト的人気を博したアルバムの直後、Cerebral Rotは予期せぬ終焉を迎えた。しかし、それと時を同じくして、悪臭を放つ新星、Corpus Offalが誕生した。Cerebral Rotの悪臭を放つ核心であるIan Schwab（ギター／ヴォーカル）とClyle Lindstrom（ギター）は健在だが、Corpus OffalのリズムセクションであるJason Sachs（ベース）とJesse Shreibman（ドラム）は、胃がひっくり返るような吐き気の波を強烈に呼び起こす。昨年のデモでの処女喪失を経て、Corpus Offalは真夜中の下水道から引きずり出された腐敗した死体のように、腐敗し、粉砕され、そして倒錯的にも爽快なセルフタイトルのフルアルバムを発表する。 デスメタル、ゴア、デスグラインドを徹底的に解剖するCerebral Rotの低音グルーヴ、不協和音のリード、ミッドテンポの轟音は、「Spinous Forms Of Mortal Abhorrence」やタイトルトラックといった楽曲に顕著に表れており、溶けた物質がより不気味に液状化していく様を予感させる。イアン・シュワブのうがいをするスライムのようなヴォーカルは、核爆弾で破壊された遺体安置所の密閉された地下室からそのまま召喚されたかのような、危険な放射能を帯びており、病的な詩、腐敗した肉体、不条理な実験、そして陰惨な犯罪行為がスプラッター・フェストのように展開される。それぞれの曲は、検死官の事件ファイルと精神病質者の熱狂的な独白が交差したかのようだ。解剖学的な恐怖は緻密で、奇怪な堕落ぶりは忌まわしい。 ビリー・アンダーソンによる信じられないほど重厚なプロダクションで神聖化された『Corpus Offal』が破滅的な結末を迎える頃には、あなたは疲れ果て、方向感覚を失い、自分が傑作を生き延びたのか、それともスナッフ・フィルムの音楽版を目撃したのか自問自答することになる。さあ、火葬場に入り、深呼吸をすれば、Corpus Offalの大虐殺がもたらす肉体的な陶酔感に満たされるだろう。ここは音の屠殺場であり、あなたはその死骸となるのだ。