説明
ニューヨークを拠点とする伝説的インディペンデント・ロック・レーベル、Equal Vision Recordsと、パンク界のベテランHOT WATER MUSICとQUICKSANDが、4曲入りのスプリットEPをリリースすることを発表します。QUICKSANDのアルバム『Slip』とHOT WATER MUSICのアルバム『No Division』から、それぞれのバンドがカバーした名曲を収録したこのEPには、QUICKSANDにとって2021年のアルバム『Distant Populations』以来となる未発表曲「Supercollider」、そしてブライアン・マクターナンがプロデュースした『Vows』セッションからHOT WATER MUSICが新たに書き下ろした新曲「Undertow」も収録されています。 「幼い頃からハードコアやパンク・ロックを聴いて育った多くの人々と同じように、僕たちもQUICKSANDのメンバー全員、そしてもちろんQUICKSAND自身から多くの影響を受け、刺激を受けてきました」とHOT WATER MUSICのボーカル兼ギター担当チャック・ラガンは語る。「時は流れ、1999年、ウォルター・シュライフェルスが僕らのアルバム『No Division』をプロデュースしてくれたことを光栄に思います。あの経験は、非現実的で恐ろしいものから、完全に心地よく、力を与えてくれるものへと変わりました。彼らとツアーを組む機会を得るまで、僕たちの尊敬と称賛は10倍にも膨れ上がりました。元々彼らには憧れていましたが、今では家族のように愛しています」。ラガンはこう締めくくった。「ツアーでアラン、ウォルター、セルジオと知り合い、そして今回一緒にスプリット・アルバムを制作できたことは、素晴らしい経験でした。普段はごく普通の彼らと接しているとはいえ、今でも時折、信じられない気持ちになります」。 QUICKSANDのウォルター・シュライフェルスはこう付け加える。「HOT WATER MUSICとのスプリット・アルバムに参加できたことは、私にとって最高の、まさに原点回帰の瞬間です。QUICKSANDが解散して間もなく、HOT WATER MUSICと出会い、彼らのアルバム『No Division』のプロデューサーとして一緒に仕事をすることができました。本当に魔法のような体験でした。とても楽しく、アルバムも素晴らしい出来栄えで、レコーディング最終日の最後には、スプリット・アルバムでカバーしたお気に入りの曲「Free Radio Gainesville」にボーカルを入れることができました。それから何年も経って、QUICKSANDがHWMの仲間たちと共に、大好きなことをやり続け、私たちを最初に引き付けた情熱を持ち続けてくれて、本当に感謝しています。まるで故郷にいるような気分です。」