詳細: 2016年リリース、メタルバンドの11枚目のアルバム。30年近くもの間、Crowbarの名はヘヴィメタルの代名詞でした。1990年にニューオーリンズの沼地から不気味に現れて以来、彼らは世界屈指の、圧倒的でメロディアスなスラッジサウンドの奏でるバンドとして国際的に高く評価されてきました。『The Serpent Only Lies』は、バンドの不屈の精神を証明すると同時に、彼らのレガシーへの敬意を込めた作品です。「私にとって、これはオールドスクールなCrowbarのフレッシュなサウンドバージョンです」と、ボーカル、ギタリスト、そしてバンドのリーダーであるカーク・ウィンドスタインは語っています。 「20年以上前の自分の心境を掴むために、意図的にCrowbarの昔の作品、例えばセルフタイトルのアルバムやBroken Glassのアルバムなどを聴き返したんだ。それから、Trouble、Saint Vitus、Melvins、そしてType O Negativeのファーストアルバムなど、初期Crowbarに影響を与えたバンドの作品も聴き返した。いわば宿題みたいなものだったんだ」。その結果生まれたアルバムは、1998年の『Odd Fellows Rest』や2000年の『Equilibrium』といった中期の傑作の重厚なフックを維持しながら、初期のCrowbarの名曲に匹敵する作品に仕上がっている。力強いリフに支えられた新曲「I Am The Storm」、「Embrace The Light」、そしてタイトルトラックは、それぞれ人生、喪失、そして精神性というテーマを探求している。「歌詞のアプローチも、少しオールドスクール寄りだった」とWindsteinは語る。 「リフにもう少し息づくように歌詞を少なくした曲もあるんだけど、ここ数年でそういうのをちょっと遠ざけてしまっていたんだ。意識的にそこに戻したんだ。」