詳細:ベイエリア出身のアジア系アメリカ人女性ソロアーティスト、Carolyn Fok / Cyrnai の4枚目のフルレングスアルバムの再発。Carolyn のサウンドへの冒険は、1976年、9歳の時にテープレコーダーで物語を録音したことから始まりました。その後まもなく、彼女は父親が自宅に置き忘れた楽器やエフェクト機器を探検し始めました。彼女は特に、父親の TEAC リール式レコーダーに魅了され、これがサウンドデザインへの生涯にわたる関心のきっかけとなりました。16歳になる頃には、インダストリアルエレクトロニックバンドの Cabaret Voltaire や、アナルコパンクバンドの Crass に影響を受けました。Carolyn Fok のアルファベットを並べ替えた芸名である Cyrnai を作り、1983年から1991年の間、Treason、A State Of Mind、Trial、Rhythm & Noise など、ベイエリアのいくつかのバンドで活動しました。 1988年までに、キャロリンのレコーディング機材は、4トラック・カセット、8トラック・リール1/2インチ、TASCAM 388からDAT、そしてフロッピーディスク・サンプリングへと、多くの変更とアップグレードを経ました。彼女は週に3～4晩、夜10時から14時間かけてシーケンスを開発しました。サンプルは、高度なシーケンス機能を備えたシンクラヴィア・キーボードから始めることもありました。彼女の4枚目のアルバム「To Subtle-Drive」は、30分のカセットに8曲の無題曲を収録したもので、1988年に自主リリースされました。その後、1989年にキャロリンは初のDigidesignデジタル・レコーディング・ソフトウェアを発見し、エジプト旅行中に収集したテープから得たサンプルと、より民族的なサウンドを取り入れたプロジェクトに変更しました。1990年、「To Subtle-Drive」は1988年のリリースから2曲と新曲4曲を加えて再リリースされました。この再発盤には、同時期に録音されたボーナストラック5曲が2枚組LPに収録されています。各盤には、キャロリンによる歌詞、写真、メモを掲載した両面インサートが付属します。全曲はFantasy StudiosのGeorge Hornによってリマスターされています。「タイムスリップとテクノギロチンの楽曲を収録した、オールドソウルビートのカセットテープ」