詳細:マイケル・ジョージ・ヘンリー (別名ラス・マイケル、この唯一のリリースではダダワ) は、1943 年ジャマイカ北東部のセント・メアリー教区で生まれました。ヘンリーは、宗教運動がまだ揺籃期にあり、ジャマイカで周縁化されていた時代に、ラスタファリのコミュニティで育ちました。そこで、アフリカの太鼓と黒人ゴスペルの影響を融合させたラスタファリアンの宗教音楽、ニャビンギを演奏し始めました。ヘンリーは 1950 年代後半にキングストンに移り、伝説的なスタジオ・ワンでコクソン・ドッドの下で働きました。1968 年までに、サンズ・オブ・ネガスというグループと、世界初の公然とラスタのレコード・レーベル、ザイオン・ディスクを結成しました。ラスタが主流に浸透するにつれ、ヘンリーは Trojan、Dynamic、Grounation などのレーベルからアルバムを含む多くの音楽をリリースしました。1974 年に最初にリリースされた Peace And Love - Wadadasow は、ダダワの最高傑作です。ロイド・チャーマーズがプロデュースしたこのアルバムは、滑らかなベースライン、ワウワウギター、催眠的なキーボード、ダブアウトされたスタジオテクニック、そしてもちろん、ニャビンギ特有の推進力のあるドラミングとリズミカルなチャントが特徴的です。Antarctica Starts Hereは、Peace and Love - Wadadasowの国内初となる一般発売版をリリースします。この再発盤は、Trojanの60年代と70年代の重要なカタログに焦点を当てたアーカイブシリーズの一部です。ライナーノーツはJR Gonneによるものです。