詳細： 30周年記念リイシュー。イリノイ州出身のシンガーソングライター、ダン・フォーゲルバーグは、アーヴィング・エイゾフに見出された後、ナッシュビルへ移住し、レコーディング・キャリアをスタートさせました。最初の4枚のアルバムはプラチナまたはダブル・プラチナを獲得しており、その中にはイーグルスのメンバー、JD・サウザー、そしてフルート奏者のティム・ワイズバーグが参加した4枚目のアルバム『Nether Lands』も含まれています。ワイズバーグはスタジオ・ミュージシャンとしてキャリアをスタートさせ、1971年に初のソロ・アルバムをリリースし、『The Midnight Special』にも出演しました。1978年、フォーゲルバーグとワイズバーグは共演作『Twin Sons Of Different Mothers』をリリース。このアルバムにはトップ25ヒット曲「The Power Of Gold」が収録され、100万枚以上を売り上げました。その後も二人はそれぞれ作曲とレコーディングを行い、フォーゲルバーグはさらに2枚のゴールド・ディスクと2枚のダブル・プラチナ・ディスクを獲得しました。そして1995年、二人は再結成し『No Resemblance Whatsoever』をレコーディングしました。アルバムのタイトルとアートワークは前作を遊び心たっぷりに引用しているものの、『No Resemblance Whatsoever』はフォーゲルバーグとワイズバーグがこれまでに成し遂げてきた音楽的成長を、新作に持ち込んだ作品として表現している。AllMusicは「フォーゲルバーグとワイズバーグの最初のコラボレーション作品のように成功を収め、高く評価されたアルバムの続編は、往々にして無理やり感があったり、過去の魔法を再現できていないように感じられる。今作はオリジナルのプロジェクトを基盤にしつつ、新たな音楽の道を模索しながら、ファンに二人による今後の新作への期待を抱かせている」と評している。マスタリングはグラミー賞を複数回受賞したマイケル・グレイヴスが担当し、ラッカーカッティングはテイク・アウト・ビニール/サム・フィリップス・レコーディング・サービスのジェフ・パウエルが担当した。