詳細: 2021年リリース。50年間、オリジナル曲を中心に制作してきたディープ・パープルの22枚目のスタジオ・アルバムは、他のアーティストが作曲・録音した楽曲のみで構成されている。ロックの警察や純粋主義者のグランド・ジュリーは、これを「カバー曲を演奏する」と一般的に評している。ラブ、ヒューイ・“ピアノ”・スミス、フリートウッド・マック、ミッチ・ライダー&ザ・デトロイト・ホイールズ、ボブ・ディラン、レイ・チャールズ&クインシー・ジョーンズ、リトル・フィート、ヤードバーズ、ロニー・ドネガン/ジョニー・ホートン、ボブ・シーガー・システム、クリームらが過去にリリースした楽曲のスタジオ録音に加え、「キャッチ・イン・ザ・アクト」メドレーでは、フレディ・キング、ブッカー・T・アンド・ザ・MG's、オールマン・ブラザーズ・バンド、レッド・ツェッペリン、スペンサー・デイヴィス・グループの楽曲が、バンドのキャリアで初めて、同じ部屋にいない状態でレコーディングされた。 「Turning To Crime」は、ディープ・パープルが商業的な思惑を持たず、鋭さと勢いを失うことなく音楽を演奏することを楽しんでいる様子が伺える。まさにディープ・パープルの原点回帰と言えるだろう。まさに100%ディープ・パープル!