詳細：ギターの巨匠デニス・コフィーがウェストバウンド・レコードから1975年にリリースした初のLPは、他に類を見ないファンキーなギターの魔術的技巧を極めた傑作です。コフィーのテクニカルな花火のようなサウンドは本作の中心を担っていますが、初期の作品に見られた荒削りなサイケデリックな要素は、より洗練されたプロデュースされたサウンドに置き換えられています。この新しいスタイルは、70年代に入ると、コフィー自身の作品だけでなく、CJ & Co.といった他のアーティストへの楽曲提供やプロデュースにおいても、よりコマーシャルでディスコ志向のサウンドへと移行していく基盤を明確に築いています。待望の再発盤となるこの「Finger Pickin Good」は、デイブ・ガードナーによるリマスターに加え、未発表ボーナストラック「What It Is It Ain't」を収録しています。