詳細:冷たい虚空と荒涼とした平原。雪を頂く山々と深い森。オーロラと宇宙の振動。Dråpsnattが心に描くイメージは鮮烈で荒涼としている。ついに再発された2009年のデビューアルバム「I denna skog」は、その証左と言えるだろう。メロディアスなブラックメタルの9曲は、冬、死、そして自然をめぐる荒涼と壮大な物語を、北欧らしいスタイルで紡ぎ出す。巧みにアレンジされたキーボードは、質感豊かなアンビエンスと荘厳なメロディーやリフで空間を豊かに彩り、クリーンなギターとボーカルは、アグレッシブなブラストとスクリームに、ハーモニーとメランコリックさを添える。ロックンロールのリフは80年代のプリミティブなサウンドを彷彿とさせ、シンフォニックでメロディアスなパートは、90年代のBORKNAGAR、ARCTURUS、TARTAROSといったアーティストの作品に匹敵する。この音楽は、凍てつく真冬の夜の重苦しい静寂へと瞬時に誘います。息を切らしながら雪に覆われた木々の間から遠くの星々を眺め、死だけが明かすことのできる宇宙の秘密に思いを馳せましょう。「I denna skog」は神秘的で稀有な獣。指を差し込めば、魂を飲み込まれてしまうでしょう。そして、そのことにきっと感謝することでしょう!