詳細:5作目となるアルバムで、エレン・アークブロは、構造的に洗練された楽曲制作の才能を長尺の即興演奏へと広げています。彼女の持続的な作品は水のように流動的です。表面は荒い突風で波立ち、あるいは張り詰めた静けさの中に、深層で渦巻く力を秘めているかのようです。彼女のそびえ立つオルガンコードは、膨らんだり波打ったりしながら、内的に不協和なフレーズを探し、それを段階的に解決していきます。それらは贅沢な摩擦を生みながら互いに滑らかに絡み合います。アークブロの『For Organ and Brass』(2017年)が楽器の機械的限界を試す形式主義的なアプローチをとったのに対し、『Sounds While Waiting』(2023年)が明示的(ただし皮肉な)社会空間的機能を提供する文脈的なアプローチをとったのに対し、『Nightclouds』はあからさまにロマンティックで表象的です。嵐の中へとまっすぐ向かい、アークブロは崇高なものに対する人間の畏敬の念を呼び起こします。LP