詳細：ベルゲン出身のバンド、エンスレイヴドの16枚目のアルバム『ヘイムダル』は、まさに彼らの真骨頂と言えるでしょう。30年以上前、ノルウェーのブラックメタルシーンの激動の黎明期に築かれたルーツとの融合であり、同時に出発点でもあります。1991年、当時まだ若かったイヴァル・ビョルンソンとグルトル・ケルソンによって結成されたエンスレイヴドは、悪魔崇拝や教会焼き討ちといった同世代のバンドとは異なる道を歩むことを決意し、ヴァイキングの伝承に着目。1994年のデビューアルバム『Vikingligr Veldi』の歌詞の大部分は、古ノルド語に近いアイスランド語で書かれています。