詳細：過去10年間ニューオーリンズに在住していたエスター・ローズは、2017年にリリースした『This Time Last Night』で初めて全米で注目を集めました。この魅惑的なデビュー作は、フェイダー誌から「誠実でゴージャスなカントリーソング」と称賛され、サバンナ・ストップオーバーからアメリカーナフェストまで、ザ・パンチ・ブラザーズ、ポーキー・ラファージ、ザ・デスロンデスといったアーティストとのフェス出演を果たしました。さらに、デトロイト出身のジャック・ホワイトの耳にも留まり、ローズの音楽にすっかり魅了された彼は、自身のアルバム『Boarding House Reach』でローズをデュエットし、ジャズフェストでのライブステージを共にすることに。『You Made It This Far』は、マッシュド・ポテト・レコードでわずか4日間で録音されたエスターのセカンドアルバムです。彼女のゆったりとしながらも慎重な歌い方は、昔ながらのカントリーや田舎風の音楽と、徹底的に現代的な率直な哲学を融合させ、その結果生まれたレコードは、喜びに満ちながらも落ち着きがなく、深遠な啓示や深夜の会話、その間のあらゆる瞬間をフィドルやラップスチールで織り交ぜた作品となっている。