イーヴン・イン・ザ・トレモア(ビニール盤)

イーヴン・イン・ザ・トレモア(ビニール盤)

商品番号: 600197014912

通常価格 $21.99


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詳細: 『Even in the Tremor』は、2015年の『After』に続く、アリー・スパルトロ(別名レディ・ラム)の最新フルアルバムであり、スパルトロがキャリアを通して初めて、自分自身について明確に歌っているという点で、特筆すべき成果と言える。「こんなに自分をさらけ出したことはなかった」と彼女は語る。「でも、このアルバム全体は、自分が何者なのかと向き合い、自己受容に向けて闘うことについて歌っている」。バッティングセンターでの癇癪を告白する「Little Flaws」、親が子供用プールで洗礼を受けた時のエピソードを語る「Young Disciple」、そして恋人の濡れた髪をほどく様子を赤裸々に歌う「Deep Love」など、このアルバムは、スパルトロを今日の自立したアーティストへと形作った、非凡なものから日常的なものまで、人々や場所に深く根ざしている。 スパルトロは適切な共同プロデューサーを見つけるのにほぼ1年を費やした。当初は、勧められた通り、著名なプロデューサーとアルバムを制作しようと試みたが、業界のベテラン数名からアレンジの書き直しが必要だと指摘された後、スパルトロは勇敢にも方向転換し、自身のビジョンを体現してくれるエリン・トンコンを見つけた。トンコンはまだ知名度が低いプロデューサーだが、トニー・ヴィスコンティ、そして後にデヴィッド・ボウイのグラミー賞受賞作『Blackstar』で6年間共に仕事をした経験があり、この役に十分ふさわしい人物だった。 ベンジャミン・ラザール・デイヴィス(カドル・マジック、キンブラ、オッカーヴィル・リヴァー)がベース、ピアノ、シンセサイザーを演奏。ジェレミー・ガスティン(デヴィッド・バーン、アルバート・ハモンド・ジュニア、ラブル・バケット)がドラムを担当。グループはニューヨーク、ブルックリンのフィギュア8スタジオでレコーディングを行った。「ここまで来るのに何年もかかったわ」と彼女は言う。「でも、もう自分を隠すのはもう終わりよ。できる限り正直でありたい。だって、人々がアートに目を向けるのは、そういう理由から。でたらめと真の弱さの違いは、誰だってわかるものよ」。必要なもの、切実に感じたものだけを創作するというこの姿勢こそが、スパルトロの大胆なソングライティング、感情的でありながら哲学的な作風を真に理解する鍵となっている。『Even in the Tremor』は、彼女のこれまでで最もサウンド的に高揚し、残酷なほどに正直なアルバムの到来を告げている。

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