詳細：バルセロナ出身で、ギリシャのアテネを経て現代に蘇った吟遊詩人、エヴリピディス・サバティスの3枚目のアルバムです。両都市に加え、ニューヨーク（マグネティック・フィールズとキープ・シェリー・イン・アテネのメンバーと共に）でもレコーディングされたこの48分の大作は、彼のこれまでの作品の中でも屈指の力作です。エヴリピディスの特徴的なスタイルは、メロディアスなポップロマンス、ブラックユーモアを交えた歌詞、そして50年代から現代までの古いミュージカル、映画、ポップミュージックからの影響が色濃く反映されています。ヨーロッパ以外ではデビューアルバムとなる本作は、イェンス・レクマンとベル・アンド・セバスチャンを彷彿とさせる魔法のようなサウンドで、彼の最後のアルバムとなることは間違いないでしょう。アナログレコードまたは2枚組CD（アルバム全曲のインストゥルメンタルバージョンを収録したボーナスディスク付き）で発売。