詳細:世界最高にして唯一のドラム/日本製バンジョー・デュオ、フラワー=コルサーノ・デュオが、2009年の記念碑的アルバム『The Four Aims』以来となるアルバムをVHFに再リリース。ミック・フラワー(Vibracathedral Orchestra)とクリス・コルサーノ(ビル・オーカット、ジョー・マクフィー、その他多くの著名人との共演経験あり)は、ジャズとも何とも言えない領域、つまりコルサーノの軽快なドラムとパーカッションと、フラワーのアンプリファイド・日本製バンジョー(シャヒ・バジャとも呼ばれ、フレット/キード弦とドローン弦の両方を持つインドのエレクトリック琴の一種)が融合した、無限に変化する自由なサウンドの流れを奏でる独自の音楽を生み出している。フラワーは、リード演奏もドローン演奏も行わず、非常に独創的なラインを刻んでいる。より「ヘヴィ」な『The Four Aims』ほどアンプリファイドされていないこのアルバムでは、短いメロディーの断片と心地よいエレクトリックサウンドのキャンバスの中で、弦楽器が際立った明瞭さで響き渡る。コルサーノの演奏は、思慮深いパーカッションの流れを魅力的に描き出す。キットの上を転がり回りながら、アタックとアプローチを絶えず変化させ、会話的なフリージャズスタイルで演奏する。『The Halcyon』は、限られたディスコグラフィーに加わる貴重な作品であり、小規模レーベルが溢れる現代においてさえ、これは幸運な出来事だ。ありがとう!