詳細： LPレコードプレス。デイヴ・グロールと彼のフー・ファイターズ仲間による2016年のライブリリース。今年のオースティン・シティ・リミッツ・フェスティバルでバンドが2つのヘッドライン・セットを務める最中に、ホテルの名前を冠したセント・セシリア・ホテルでレコーディングされた、フー・ファイターズの5曲入りセント・セシリアEPは、バンドの20年間の旅の中でほとんど忘れ去られていた瞬間を集めたスクラップブックであると同時に、この旅を可能にしてくれた多くのFFファンへの心からの感謝の気持ちでもある。ソニック・ハイウェイズのアルバムとHBOのドキュメンタリーシリーズのコンセプトが生まれた街に戻ったフー・ファイターズは、人里離れた親密な隠れ家を即席のスタジオに瞬時に変貌させた。1日のうちに、オフィスはコントロールルームに、バーにはマイクとケーブルが散乱し、キッチンにはアンプが詰め込まれ、暖炉はドラムキットで遮られた。バンドメンバー以外誰も聴いたことのない何十年にもわたる音楽、各アルバムからの断片や忘れ去られたリフ ― 最後のカット「The Neverending Sigh」はなんと20年前のもの！ ― が、初めて掘り起こされ、あるいは繋ぎ合わされた。アルバム制作につきもののプレッシャーや期待は一切ない。デイヴ・グロール、テイラー・ホーキンス、ネイト・メンデル、クリス・シフレット、パット・スメア、ラミ・ジャフィー、そしてある夜偶然その場に立ち寄り、タイトル曲のバックコーラスを担当してくれた旧友ベン・クウェラー。彼らのサウンドは、音楽一家の再会ならではの、明​​るくリラックスした雰囲気に満ちている。