詳細： LPレコードプレス。2016年発売。マイケル・シャッケルフォードは数年前、ラフなインストゥルメンタル・デモの中で「未来」と「エレベーター」という言葉を初めて書き留めました。楽曲は完成形には至りませんでしたが、そのシンプルで驚くほど心に響くフレーズは心に残りました。バーミンガムで最も独創的なミュージシャンの一人にふさわしい言葉です。グループの創設者であり、中心人物であり、創造力を牽引するシャッケルフォードは、あり得ないサウンドを考案し、それを現実のものにしてしまう、ポップ・ミュージックの達人です。Future Elevators名義でのデビュー作となるこのセルフタイトル・アルバムは、奇抜さと重厚さ、幻想と日常を巧みに融合させています。現実世界の問題を歌詞に織り込みながらも、彼の楽曲には馴染みのあるサウンドを斬新かつあり得ない組み合わせで満たしている。「アラバマ・ソング」の荒々しい田園フォーク、「マシン・メーカー」のルーブ・ゴールドバーグ・ブルースのリフ、「モダン・ワールド」のレトロフューチャーR&B、そして10分間のインストゥルメンタル・クローザー「アフロディーテ」の温かみのあるドローンなど。シャッケルフォードはデビューアルバムの制作に1年を費やした。レコーディングはリン・ブリッジズ（デヴェンドラ・バンハート／デクサティーンズ）、ミックスはダレル・ソープ（レディオヘッド／ベック）が担当した。