詳細： 2018年リリース。2015年のグラミー賞ノミネート作『Didn't He Ramble』、そして2012年のソロデビュー作『Rhythm and Repose』に続く、ハンサード自身による初のプロデュース作品となる全10曲収録のアルバム。6年以上に及ぶ作曲とレコーディングの集大成とも言える『Between Two Shores』は、わずか数週間で完成しました。「Setting Forth」という的確なタイトルは、ハンサードが『Between Two Shores』で目指していた方向性のきっかけとなりました。卓越したドラマー、ブライアン・ブレイドと彼のフェローシップ・バンドのメンバーと共にレコーディングされたこの曲は、不確実性に苛まれずにはいられない時代に、自己不信というテーマに取り組んでいます。アルバムのリードトラック「Time Will be the Healer」は、失恋した恋人への希望に満ちた嘆願であると同時に、現代の社会情勢における前進の道を示唆しています。実際、ハンサードが「Wheels on Fire」の中で「我々は克服する！」というフレーズを繰り返して表現しているように、今日の政治に何らかの形で言及しないのは不可能だろう。