詳細： LPレコード。Looking Through The Shadesは、Title Fightのベーシスト兼ボーカリスト、Ned RussinをフィーチャーしたGlittererのデビュー・フルアルバム。まさに輝きを放つGlitterer。生ドラム（双子の兄弟Benが担当）とドーパミン全開のファジーギターが、シンセ、ベース、そしてボーカルに彩りを添える。全14曲のトラックリストで、存分に堪能できる。Alex GiannascoliとArthur Rizk（Code Orange、Power Trip、Sumerlands）がプロデュースしたこのアルバムは、Glitterer史上最高のサウンドと楽曲を届けてくれる。歌詞は相変わらず、渋々ながらも大学生らしい、無頓着なまでに苦悩に満ちたもの。コーラスは相変わらずキャッチーで、アレンジにも無駄な要素は一切ない。オープニング曲「The Race」（「あなたの人生を見て、それが私の人生だとわかればいいのに」）の飽和したディストーションから、旅に疲れた「1001」（「1000曲歌った / もう歌いたくなかった」）や、ボーカルとベースだけのサイドBの異端曲「The News」（「私はかつてオリジナルだった」）まで、聴き手は満足すると同時に、もっと聴きたくなる。