詳細:ラインハルト・ゲーベルのプロジェクト「ベートーヴェンの世界」の全録音は、世界中で大きな注目を集め、高い評価を得ています。「ゲーベルがベートーヴェン・イヤーに先駆けて行ったベートーヴェンと同時代人の発掘がこのまま続けば、素晴らしい年となるだろう」(『Welt am Sonntag』紙)。「この録音は(…)新たな基準を打ち立てた。」(『Deutschlandfunk』紙)。「ベートーヴェン・イヤーへの傑出した貢献。ラインハルト・ゲーベルのベートーヴェン・プロジェクトは、当時のウィーンではモーツァルトのピアノ協奏曲やベートーヴェンの交響曲以外にも聴くべきものがあったことを、改めて印象的に証明している。」(NDR Kultur紙)など、数々の素晴らしいレビューが寄せられています。シリーズ第5弾となるこのアルバムで、ゲーベルは19世紀初頭のウィーンへの音楽的探求を締めくくります。今回も、ベートーヴェンと同時代の作曲家たちの貴重な作品が収められています。ミュンヘン放送管弦楽団と共演し、断片的にしか伝承されていないベートーヴェンの初期ヴァイオリン協奏曲の第1楽章を録音しました。また、アントン・ヴラニツキー(1761-1821)とヤン・ヴァーツラフ・ヴォリーシェク(1791-1821)の協奏曲やコンサート・ピースも録音しています。さらに、ベートーヴェンの幼なじみアントニーン・ライヒャ(1770-1836)によるホルンとオーケストラのためのコンサート・ピースの世界初録音も収録されています。録音には、ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ)、ヤーラ・タル(ピアノ)、サラ・クリスティアン(ヴァイオリン)、テレサ・シュヴァム(ヴィオラ)、クリストフ・エッス(ホルン)といった名演奏家が参加しています。