詳細:ゲートフォールド・ジャケットのダブル・ビニールLPプレス。1969年にソフト・マシーンの創設メンバーのひとり、デイヴィッド・アレンによって結成され、カマンベール・エレクトリック、フライング・ティーポット、ユーなどのクラシック・アルバムにより、ゴングは70年代で最もユニークで革新的、そして実験的なロック・グループの1つとしての地位を確立しました。批評家から最も絶賛されたラジオ・ノーム・インビジブル・トリロジー時代の中頃に録音された「Live at Longlaville: Salle ElsaTriolet, 27. 10. 74」は、最近アーカイブで発見された未発表コンサートです。1974年はバンドの歴史上最も集中的な年のひとつであり、150を超えるギグが行われたにもかかわらず、その時代のライブ録音は比較的少数しか存在しません。我々は、このような素晴らしいものを発掘できて幸運です。将来楽しんだり、啓発したり、あるいは豊かにしたりするために録音をしまっておくことに関しては、ゴングはグレイトフル・デッドではありませんでした。ゴングのツアーメンバーは、一部はロストボーイズ（中には迷子の少女もいた）で、他のどこにも馴染めず、独特の表現力豊かな音楽を中心に結束するグループだった。彼らはサイケデリックな吟遊詩人のような冒険好きで、ステージ上でもステージ外でも、音楽的、演劇的、そして熱狂的な集団的存在の湧き出る力だけで、観客のより恐ろしく堅苦しい感性を奪おうとしていた。グリーン・プラネット・ゴングの引力に引き込まれれば、何でも可能になるだけでなく、間違いなく魅力的だった。バンドが初めて公の場に登場したのは1969年のアムージー・フェスティバルだったとすれば、ロングラヴィル公演はバンド結成5周年を記念する公演だった。1974年10月まで、その初公演以来、ステージ上にはデヴィッドとディディエ・マルヘルブだけが残っていた。スティーヴ・ヒレッジがますます人気を高め、ティム・ブレイクもロングラヴィルまでの一連の激しいコンサートのおかげでさらに活躍の場を広げる中、ローリーはゴングのドラムスツールを完全に掌握し、ライブは歓喜に満ちたものとなった。派手な衣装と広大な視野を持つフォークバンドが渦巻く様子は、当然ながら注目を集めた。これらの録音からは、絶頂期のゴングが全開で、エンジン全開の音を聴くことができる。