詳細：キューバ・クラシックス・シリーズの第2弾として、1976年に発表された崇高なアフロキューバン・ジャズの傑作を誇りを持ってお届けします。キューバで最も影響力のあるバンドの一つ、グルポ・イラケレによる作品です。1973年にチュチョ・バルデス（キューバ人ピアニスト兼バンドリーダーのベボ・バルデスの息子）によって結成されたこのグループは、長年にわたりキューバを代表するミュージシャンを数多く輩出してきました。彼らは、刺激的なスタイルとサウンドで、伝統的なキューバ音楽にジャズ、ファンク、ロックを融合させています。 このセルフタイトルアルバムには、ダンスフロアで絶大な人気を誇る、ビバップ風味のホーンライン、豊かなキーボード、そして70年代のヒップなスワガーが光るラテンジャズファンクの傑作「Chequeré-Son」が収録されています。「Chequeré-Son」はアルバムの要となる曲ですが、カルロス・サンタナを彷彿とさせるパーカッシブなラテンの力強い「Iya」から、官能的で洗練された情熱的な「38 1/2」まで、アルバム全体を通して輝きを放ちます。キューバの国営レーベルAreito Recordsからリリースされたこの貴重なアフロキューバンアルバムは、長年再発を待ち望まれていました。