詳細： 70年代初頭のキングストンは新しい音楽で沸き立ち、ハーマン・チン・ロイはさらなる勢いに乗り、おそらく世界初のダブLPと言える『Aquarius Dub』をリリースしました。「昔は店にダブミュージックを買いたいと言ってくる人がいたのですが、なかなか手に入らなかったんです。だから、全部まとめてLPにしよう、ラベルは貼らないでダブ（のプレート）みたいに見せかけて、ダブアルバムとして売ろうって考えたんです」。この再発盤は、ジャマイカでダブがアルバム形式として衰退してから数年後の1983年にMusicismからリリースされた、非常にレアな2枚のLPのリイシューです。これらのLPは、ハーマンがマイアミを訪れた際に入手した、当時廃業したばかりのアメリカのレーベルTK Discoの一般的な12インチスリーブでリリースされました。レーベルは空白か、同じく無名のボーカルコンピレーションの曲名が間違って刻印されていました。少数がロンドンと米国に輸出され、残りはハーマンのアクエリアス店で独占販売された。