詳細：伝説のアルバム「アイク＆ティナ」の再発盤。スタジオの魔術師フィル・スペクターが、彼の有名なウォール・オブ・サウンド技術を用いてプロデュースした6曲を収録。「リヴァー・ディープ～マウンテン・ハイ」は1966年に録音されましたが、アメリカでは1969年にA&Mレコードから発売されました。タイトル曲は5枚のシングルのうちの1枚目となり、ヨーロッパで大ヒットしました。スペクターの有名な「ウォール・オブ・サウンド」作品の中でも、最も複雑で繊細な作品と言えるでしょう。60年代の音楽コレクションに欠かせないアルバムです。スペクターの完璧主義により、彼はターナーに「リヴァー・ディープ」を何時間も何度も歌わせ、完璧なボーカルテイクが完成するまで続けました。ターナー自身はこう語っています。「50万回は歌ったと思う。汗だくだった。シャツを脱いでブラジャー姿で立って歌わなければならなかった」