詳細: 1983年にカセットテープでリリースされたジョン・クロッカーのデビューアルバム『Monolog』の、初のアナログレコード化を誇りを持ってお届けします。ジョンはカナダのウィニペグ出身で、シンセノイズデュオ「Dialog」のメンバーとしてキャリアをスタートさせました。1981年から82年にかけて、映画学の学士課程を修了した彼は、スタジオに通って練習を重ねていました。作曲やパッチの記憶は一切なく、即興で作曲していました。彼の機材は、Minimoog、Oberheim Two Voice、Roland RS-202、Roland Space Echo、EML 400、Roland DR 55、そしてRoland System 100ミキサーで構成されていました。Impulse Recordsのオーナー、ローマン・パンチシュシンに数曲を聴かせた後、彼はContagious Recordsからカセットテープでアルバムをリリースすることに同意しました。コンラッド・シュニッツラーやクラフトヴェルクといったアーティストに代表されるドイツ音楽の影響を強く受けたジョンの音楽は、ノイミュージックの冷徹な機械倫理を体現しています。12曲のインストゥルメンタルトラックは、殺風景でミニマル、時に不安げながらも、全体としては空間志向で柔軟性に富んでいます。全曲は、バークレーのファンタジー・スタジオでジョージ・ホーンによってアナログレコード用にリマスターされています。各レコードには、エフェメラ、新聞記事の切り抜き、写真、そしてジョンによるライナーノーツを掲載した8ページの新聞紙製ジンが付属します。