詳細: 2016年リリース。イギリスのポリ・ジャンルの魔術師、ジェイミー・リデルの6枚目のアルバム『Building a Beginning』は、2013年のワイルドなセルフタイトル・アルバムに続く作品です。前作が激しいエレクトロとポップ・サウンドに全身を浸した作品だったのに対し、『Building a Beginning』は、リデルが滑らかでアーシーなサイケデリック・ソウルの世界に身を委ね、自らを浄化している作品です。マーヴィン・ゲイの「What's Going On」の繊細な低音、テンプテーションズの「Cloud Nine」の渦巻くような愛らしさ、そしてスティーヴ・ワンダーの至福の輝きを想起させます。これら全てが、リデル独特のソングライティング・タッチと、信じられないほど美しいボーカルによって彩られています。ウィルコのパット・サンソンとジャック・ホワイトのダルー・ジョーンズがフィーチャリングされています。