詳細： 2023年リリース。画期的なデビュー作でポラリス・ミュージック・プライズを受賞してから5年、ジェレミー・ダッチャーが現代先住民族文化とその中の自身の立ち位置を鮮やかに探求した作品で帰ってきた。故郷のウォラソトキー語で歌われ、初めて英語でも歌われる『Motewolonuwok』は、ダッチャーのこれまでの作品をはるかに超え、伝統的な歌、星空を背景にしたバラード、そして驚異的なオーケストラを網羅している。「最初のアルバムのコンセプトは非常に明確で、完成度が高かった」とダッチャーは語る。今回は、「必ずしも自信に満ちているわけではないLPを作りたかった」。2018年にリリースされた『Wolastoqiyik Lintuwakonawa』は、ダッチャーをポラリス賞やジュノー賞のステージ、そしてカナダのドラァグレース審査員団など、カナダのパフォーマンス界のトップクラスへと押し上げた。続編はより親密で、より個人的なもので、トゥー・スピリット、つまり先住民族であり、クィアであることの「中間領域」に対する彼の理解の深まりに触発されたものである。