詳細：ジム・クローチェは、ブレイクのきっかけとなったヒット作『ドント・メス・アラウンド・ウィズ・ジム』の3年前、妻のイングリッド・クローチェと共にフォーク・シンガーソングライター・デュオを結成していました。ニューヨークを拠点とするこの夫婦は、キャピトル・レコードからリリースされた唯一のアルバムとなるこのアルバムで、11曲中7曲を共作（ジムは2曲を単独で作曲）しました。70年代というよりは60年代のテイストが強い作品ですが、イングリッドの美しいボーカルハーモニーと、エリック・ワイスバーグらによる控えめなインストゥルメンタル・サポートによって、クローチェのユーモアが色濃く表れています。