詳細:ロック界のレジェンド、リチャーズのデビュー・ソロ・アルバム、30周年記念デジタル・リマスター版。シングル「Take It So Hard」「Struggle」「You Don't Move Me」を収録。ミック・ジャガーとの長年の不和の中でレコーディング・リリースされた『Talk Is Cheap』は、発売と同時に好評を博した。リチャーズは『Dirty Work』を手掛けたスティーヴ・ジョーダンとタッグを組み、数曲の新曲を書き上げた。レコーディングは1987年8月にケベック州モラン・ハイツのル・スタジオで始まり、翌年5月まで断続的に続けられ、モントセラト島やバミューダ諸島への訪問も行われた。リチャーズは自身の独立性をさらに確立するため、ローリング・ストーンズがソニー・ミュージックと契約していたのに対し、ヴァージン・レコードと契約した。 X-ペンシブ・ワイノズと呼ばれるこのバンドの中心メンバーは、ワディ・ワクテル、イヴァン・ネヴィル、チャーリー・ドレイトン、スティーヴ・ジョーダンで、サラ・ダッシュ、ブーツィー・コリンズ、メイシオ・パーカー、メンフィス・ホーンズ、パティ・スキャルファなど多くのゲスト・アーティストがレコーディングに参加し、ストーンズからはギタリストのミック・テイラーが唯一参加した。